2013年08月06日

手紙

手紙を書く
住所だけしか知らない人に
手紙を書く
その時のありったけをこめて

届くだろうか
返ってくるだろうか

そんなことは考えない

大事なのは
書くこと
書きつづけること

どこかの誰かに向かって
ここにいるよ
生きているよ
と伝えること




posted by 結 at 07:29| 2013年 | 更新情報をチェックする

2013年07月29日

わたしの欠片

相手のことを想いながら
ブレスレットをつくるのは
ほんとうに楽しかった

ブレスレットを見たら
思い出してね

わたしがいつかいなくなっても
あなたのそばに
わたしがいる

そう思うと
ちょっと嬉しい気持ち

いくつも
いくつも
ブレスレットをつくった

でももう
喜んでくれそうな相手がいない


次は
わたしの
欠片を
何に託そう?




posted by 結 at 23:50| 2013年 | 更新情報をチェックする

2013年07月19日

違和感

「わたし、若いころのこと、あまり覚えてなくて」

友だちが言う。

若いころのことを覚えていないとすれば、
ふたりが共有するものは
年に一度の年賀状と
2年前から何度か交わした
メールのやりとりだけだ。

「7時間話したってすごくないですか」

そう言う友だちは
わたしがほとんど話さなかったことに気づいていない。

女が4人集まって
そのうちの2人がしゃべりたい人だったら
あとの2人は時々合の手を入れるだけで
何時間でも過ごせる。


しゃべりたかったのではない。

わたしの感じた違和感は・・・

わたし以外の3人が
共有している世界の外にいたわたしは
3人と同じ想いにはなれなかった
というだけのことだ、
たぶん。

それから

卒業して数十年が経過し、
みんなはちゃんと大人の女性になっている。

だけどわたしは
外見は変わっても
あの頃の自分とどれほどの違いがあるだろうか。


確かに時代は変わった。
人の価値観も変わったらしい。
びっくりするほど。
到底取り戻せないほど。


けれどわたしは
あの頃とさほど違わない世界に留まっている。








posted by 結 at 07:48| 2013年 | 更新情報をチェックする
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