2014年10月30日

ひとつの希望

知らない間に
忘れていた
あの時期
あれほど
人とつながろうとしたことを

ネットのワクワクは
遠い過去のこと

ネットはどんどん
リアルに近づき
いつの間にか
わたしは置いてきぼり

いや
わたしが
歩くのをやめただけなのかも

現実に打ちのめされて
立ち上がれないわたしには
とりたてて話したいことはない

ネットだけではない
リアルでも

子どもたちは
巣立った子も
そばにいる子も
みんな
わたしより大人になってしまって
言葉が
通じ難くなってしまった

誰もみな
最終的には
ひとりに
戻るのだろう

寂しくても
それは
それで
身軽で
いいのかも

わたしだけの
楽しみは
いつも
いくつか手にしているし
たとえ楽しみがなくなったとしても
天国という
希望は
ありつづけるのだから








posted by 結 at 22:57| 2014年 | 更新情報をチェックする

2014年07月09日

人生は
旅みたいなもの

みんな
旅の途中にいる
けれど
どこに行き着くのか
今どこら辺にいるのか
誰にもわからない

わかるものといえば
いま目の前に見える景色

気がつけば
わたしは
ずいぶん人気のない
寂しい場所にいる
小鳥のさえずりだけ聞こえて

けれど
ここはまだ
旅の途中

どこかに
心通う
誰かが待っているかも

いつか
青空の広がる
開けた場所に出るかも

わからないから
旅を続ける



posted by 結 at 21:48| 2014年 | 更新情報をチェックする

2013年12月11日

思い出

何度も何度も
同じ話を繰り返す

初めて聞いたような顔をして
頷いて聴いている

前にも話したかしら?

そう尋ねることはなく

前に聴きましたよ

と言うこともない


お姑さんに従順に仕え
血のつながりのない子どもたちや家族のために
休まず働きつづけた
数十年の間
繰り返し蘇える思い出に
どんなに支えられたことだろう

何度も取り出された思い出は
少しも古びることがなく更新さえされて
老婦人は一時
少女に戻る



posted by 結 at 00:31| 2013年 | 更新情報をチェックする
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