2010年03月30日

届かない

たくさんの言葉を

眺めて歩く。


言葉が

ぼやく、

嘆く、

訴える、

怒る、

笑いかける。


どれも

頭までは達するが

心までは届かない。


いや、

自分に語られている言葉ではないから

心に入れないのだ。



それでいい、

あの場所はそれでいい。




posted by 結 at 09:05| 2010年 | 更新情報をチェックする

2010年04月01日

ポーカーフェイス

鈍感なのか、

あれはそういう意味だったのかと

後からわかることがある。

そして傷つく。


けれど相手はたぶん

わたしが傷ついているなどと

夢にも思っていないだろう。


話さないということは

話すことがないということではない。

黙っているということは

何も感じていないということではない。


わたしは自分を守るため

ポーカーフェイスを貫く。



posted by 結 at 23:40| 2010年 | 更新情報をチェックする

2010年04月02日

書くこと≒考えること

考えながら書き

書きながら考える


そんな楽しみを

このところ失っていた


いくつかのミニブログに登録し

書くことを取り戻そうと思った


長い文章が書けないわたしには

ミニブログは合っている気がして


でも当然ながら

ミニブログの画面の向こうには

たくさんの人がいた


斜めの視線で見られている分には

何も気にならなかったが

じっと読まれている気配を感じたり

感想を言われたりすると

自由には書けなくなった


書くことはさらけ出すこと

文章はわたしの欠片



見られたくないなら

ネットに書かず

ノートに書けばいい


でもたぶんわたしは

どこかの誰かに伝えたいのだ



「わたしはここにいるよ」

posted by 結 at 09:19| 2010年 | 更新情報をチェックする

2010年04月11日

桜の開花が

確かに春が来たことを

告げるからだろうか、

懐かしい記憶が

蘇るからだろうか、

桜の下では

みんな自然に笑顔になる。


お花見は

桜を見るためのものじゃないのかもしれない。

ああ、生きているね、生きているっていいね、

とお互いに確認し、

喜び合うためのものなのかもしれない。


posted by 結 at 00:38| 2010年 | 更新情報をチェックする

2010年04月16日

季節

桜が咲いたのに

こんなに寒くて

雨まで降っていて

と思いながら歩いていたら

銀杏並木の

ちっちゃな若葉が

わーっと目に飛び込んできた


いくつもの春を

過ごしてきたけれど

4月の半ばが

いつもどうだったのか

記憶にないわたしは

今年の春を

心に刻む


若葉を眺めていたら

なんだか元気が出てきて

大きく手を振って歩いてみた


君はそこにいるんだね

わたしはここにいるよ

posted by 結 at 16:58| 2010年 | 更新情報をチェックする

2010年07月01日

同窓会

「同窓会をしませんか」


大学時代の同級生からメールが来た。

送信者の名前を見て、Kくんからかと思ったら、

そうではなく、奥さんの方からだった。


奥さんも同級生だけど、

奥さんの方とはメールのやりとりをしたことはないし、

そもそも、会話をした記憶もほとんどない(大学時代もその後も)

子どもが生まれてから他の友だちと一度訪ねて行ったことはあるけれど、

友だちがおしゃべりしている間、

わたしはずっと子どもたちのそばにいた。


Kくんとは、ネットを始めてからメールで何度か話をした。

ちょっとだけ心が通った、気がしたこともある。

でも、ただそれだけの関係。


同窓会には行かない。

お返事も書かない。


大学時代の友だちは3人だけ。

なぜかその3人の輪に入れてもらっていたけど、

その3人にももう会わないだろう。


振り返ってみると、なんて世界の違う人たちと

わたしは一緒にいたのだろう。



posted by 結 at 20:39| 2010年 | 更新情報をチェックする

2010年07月03日

大学時代

大学に入って、好きな人ができた。


男の人とつきあうのは初めてだった。


もしかしたら、大学に入ったのは


彼に会うためだったのかもしれない


と思えるような出会いだった。


大学時代の思い出の


ひとこまひとこまに彼がいる。


青春時代は、だから、


いつも手の届くところにある。

posted by 結 at 18:01| 2010年 | 更新情報をチェックする

2010年07月19日

夏到来

座っていてもダラダラと汗が流れる。

これが東京の夏だと思う。


夏はこうでなくちゃ。


夏が滅茶苦茶暑くなければ

西瓜も氷も

あれほど美味しくはない。


夏が滅茶苦茶暑くなければ

きっと秋を恋しく思ったりもしない。


夏は苦手だと思っていたけれど、

嫌いでもないかもしれないと

初めて思った。

posted by 結 at 23:45| 2010年 | 更新情報をチェックする

2010年11月03日

赤ちゃん

食堂で、注文したラーメンを待っていたら

赤ちゃん連れの女性が目の前に座り、

ベビーカーから赤ちゃんを抱き上げ、テーブルの上に乗せました。

周りを見回していた赤ちゃんはわたしに気づき、

じっとこちらを見ています。

「ほらっ(こっち)」とお母さんがほっぺをつついても

そのたびに、くるっと後ろを向いて、じーっとわたしを見つめます。


連れが言います。


「面白い顔なんだよ」


そうかも?


お母さんにわからないように

いろんな顔をしてみせたら

ついに赤ちゃん、にっこり笑いました。


ありがとう。

posted by 結 at 23:55| 2010年 | 更新情報をチェックする
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